Diary


02年05月01日 オバちゃん

 すさんでるねぇ… 日本…

 …ところで、今日は大学院の推薦に申し込みしてまいりました。

 MASTER'S PROGRAM(修士過程)に入るわけですね、来年から…

 3年後には立派なマスター崇になっております。

 本当にマスターという地位を手に入れることが出来ます。

 わお。

 

 

 

 J線にゆられて帰宅中… M駅で中年夫婦が席を立ったので、座った。

 すると、隣に岸田今日子(仮)(岸田さんごめんなさい…)が座った。

 ここ、右隣のオバさんが半端に座ってるから2.3人前くらいのスペースが空いてる…

 

 岸田(仮)「空いてるわよ。」

 

 空いてねぇよ!!!(゚□゚;)ノノ

 ずいずいと俺のほうに詰めてくる岸田(仮)。

 おかげで体の大きな俺が0.9人前に押しこまれている。

 かく言う岸田(仮)は、岸田今日子さん似なだけあって0.8人前…

 そこで、0.6人前が空いた…

 これならば、やせた人なら座れるだろう。

 

 野村(仮)「あらそうぉ?」

 

 野村沙知代(仮)登場…!!!

 化粧は野村氏ほどではないが、顔は野村氏系だ。

 

 ズドン…!!!

 

 その1.2人前はあろうかという体をねじ込む。

 いや、ねじ込んでいない!!

 隣の青年の太ももをケツでつぶしている!!

 

 ずもももももも…!!!

 いやぁぁぁぁぁぁ…!!!(;´Д`;)ヽ

 

 むっ…? およよ?

 なんと言うことだ、いつのまにかオバアちゃんが目の前に立っているじゃないか。

 これは一応替わってあげようかな、最近足腰も少しずつ復活してきたし…

 

 俺「どうぞ。」

 老「すみません…」

 

 ガザッ!!

 

 ………。

 今、後ろで何かが動きました。

 はて、なんでしょう?

 振り返る。

 

 さっきの岸田(仮)と野村(仮)が悠々と座っております。

 おやおやぁ? さっきまでこの人達ぎゅうぎゅうう詰めで座ってたはずだけど…?

 もしかして、譲った席を奪いましたかこの人達?

 

 ははは、でもさぁ、オバアちゃん次で降りるかもしれないし、

 まだ目くじらは立てんでおこうね…

 周りオバちゃんばっかだから、孤軍奮闘するのも恐いし。

 

 次の駅に着くと、右隣のスペース無駄使いなオバちゃんが降りたので、

 そこにオバアさんが座った。

 まぁ、この俗物(岸田(仮)野村(仮))は老人に譲った席を平気で奪える冷徹な人間だと

 HPでせせこましく報告するとしよう…

 

 岸田(仮)「ちょっとお兄さん、ひょっとしてわざわざ空けてくれたのねぇ?」

 俺「はぁ?」

 野村(仮)「あら、気付かなかったわ。」

 岸田(仮)「降りる人かと思ったわ、ありがとうねぇ。」

 

 ………。

 ひょっとしてこの人達自分たちの為に空けてくれたと思ってる?

 「どうぞ」言うたの気付かんかった?

 え? 自分たちがいわれたと思った?

 ちがうよね、「降りる人かと思った」って言ったもんな?

 じゃぁやっぱ老人の席を奪った冷徹オバさんだアンタ等。

 

 ちょっと考えれば判るんじゃないか?

 それとも老人に席を譲るようには見えませんか俺。

 老人に譲るどころか、オバちゃんに席を空け渡す好青年に見えましたか俺。

 

 15分後…A駅にて…

 老「おにいさん、ありがとうございました。」

 岸田(仮)「おにいさんどうもね。」

 

 前者の笑みはありがたく受け取りますが、

 後者は返品させてください、お願いします。

 


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